KinkeshiCollection
幻のバンダイ未発売超人を探せ!!
~エクスキューシュナー改めグレダーとシルバーリキ~
幻のバンダイ未発売超人を探せ!!
~エクスキューシュナー改めグレダーとシルバーリキ~
今回新たに発掘された山勝のカードにより、これまで「エクスキューシュナー」と仮名で読んでいた 超人がJC第七巻の読者応募超人発表にて掲載された「グレダー」であることが確認されました。 今後エクスキューシュナーという仮名は封印、「グレダー」と正式に呼称したいと思います。 |
<ウチにもグレダーがやってきました!> 幻のキン消しとして駄文を垂れ流してはや2年。 今回肌色を入手することが出来ましたので皆様にご紹介いたします。 今回入手できたグレダーは残念ながらバンダイのガチャガチャキン消しとは 若干材質が異なるキン消しでした。 非常に上質のパチケシ素材、もしくはバンダイのガチャ以外のキンケシ、 五大城のセット物やデカケシの濃い成型色の材質に近いものです。 再度リップマンさんから所蔵のグレダーをお借りして比較写真を撮影してみました。 大きさ・成型状態共に全く同一のものです。 よってこの肌色ものがパチならばリップマンさんの緑もパチということになります。 |
~パート19の台紙が物語る事~
以前のページではリンク切れして久しいパート19の台紙を再度掲載します。 クローズアップ部分にグレダーがいますね。 今回注目して欲しいのは「大きさの比較」です。 グレダーの立ち位置を見るとキングザ100tだけが同じ列に並んでいます。 つまり100tの消しゴムとなら大まかですが身長の比較ができるのではないかと考えました。 下の画像が実際に消しゴムを似た条件で撮影したものです。 さあ、どうでしょう。 このリップマンさん所蔵の消しゴムは台紙に写っている消しゴムに比べて 「あきらかに小さいもの」ではないことが判るんじゃないでしょうか。 よって 「台紙に写っているグレダーと手元のキン消しの大きさがほぼ同じ」 であるならば、 「台紙に写っているグレダーが既にパチケシである」、 もしくは 「台紙に写っているグレダーがバンダイ製の試作品であるとすれば、 今現在我々の手元にあるキン消しはホンモノの型から別な素材で抜かれたもの」 と言うことになるのではないかと思われます。 現時点では残念ながらこれ以上のことは判りません。 |
~山勝カードが発見されました!~
以前下敷として紹介したセル画のイラストですが今回発掘されたカードをご紹介。 ウラの説明書きにこのキャラの名前がないか、手元に届くまで随分期待していたんですが 実際は御覧のとおりでした。 コブラツイストを掛けられている超人がアームストロングであることは判明したんですが、 エクスキューシュナーには残念ながら名前が与えられてはいません。 多くの場合超人名は明記されているので、 「次々とおそいくる超人たち」というつかみどころのないコメントしか書けなかったということは 東映アニメの超人の設定画自体に名前が明記されていなかったのでは?という気がします。 補足:上述のように今回新たに発掘されたカードに「グレダー」の名前が確認できました。 |
さて、ここで皆様にみてもらいたいのが次の二枚のカードです。 うえのエクスキューシュナーのカードと同シリーズのカードなのですが 見慣れない2超人が写っています。 |
この2種の超人についてバンダイ製のキン消しが存在する という情報があります。 実際ネット上で一方のシルバーリキを御覧になった方も多いと思います。 しかも情報もとであるF氏によればシルバーリキ・レッドマスクを含め 幻の4体といわれるキン消しが存在するらしいのです。 |
~幻のキン消しシルバーリキ~
そもそもシルバーリキ・レッドマスクとはどういう超人なのでしょう? 以下の画像を御覧ください。 JC第7巻に収録されている読者応募超人の発表ページです。 ココにシルバーリキとレッドマスクは顔だけ掲載されています。 |
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この6超人を見て誰しもグレダーに注目するのではないでしょうか。 幻の4体の残りの一体はエクスキューシュナーであり、すなわちグレダーである そう考えたくなります。 やはりエクスキューシュナーはグレダーだった。とスンナリ理解したいのですが これまでの資料をあらためて見直すと引っかかる点があるのです。 エクスキューシュナーとシルバーリキ、 キン消し化の際に手本になった画稿は何か? という点。 エクスキューシュナーに関してはあきらかにカード等の東映アニメの設定画です。 その設定には名前すらありません。 一方シルバーリキに関してはカードにみられる姿とは随分違います。 つまりシルバーリキに関しては東映アニメの設定画ではなく、 原作コミックの顔だけのイラストからオリジナルで体のデザインを起こしているのです。 このことから、エクスキューシュナーとシルバーリキ、 双方のキン消しの出自にはかなりの隔たりがあるように感じられます。 すなわち エクスキューシュナーとシルバーリキのキン消しが同様に幻であるということから、 二つとも全く同じ経過で作られたものであるとの即断はしない方がいい、 ということを言いたいのです。 シルバーリキとレッドマスクがキン消し化されているならば 残りの2体もこの読者応募超人の中にいる筈。 エクスキューシュナーはその中のグレダーに似ている。 よってエクスキューシュナーはグレダーであり幻の4体の一つである。 という論法は的を得ているように見えて実はあまり根拠のない話なのです。 |
補足 上述のように今回エクスキューシュナーがグレダーである事が確認できましたが、 依然として「出自の問題」は残っています。 「グレダー」は「幻の4体」の一体かもしれませんが、 同時期にお蔵入りになったものかどうかはよく判りません。 |
話をJC第7巻の読者応募超人発表に戻します。 このとき発表された超人たちは結構当時の紙モノに露出していまして、 本編に登場していないスマイルマンは随分キン肉マンの敵役として 登場しています。レッドマスクに関しても別の下敷商品を確認しています。 この読者応募超人発表に載っている超人たちの中で、 本編に登場した超人たちは全て早い段階でキン消し化されました。 其の後パート10、随分下った段階で子供たちの認知度が高いスマイルマン、 そしてサボテンマンが商品化になります。 件のシルバーリキ・レッドマスク等の超人たちが立体化されたのは この時なのかもしれません。 その中の何種類かが先行挿入され市場に一部出回ることになったが、 映画版ラインナップやワザケシ導入等、路線変更の兼ね合いがあり 正式にラインナップ化されることは見送られた。 そんなドラマがあったのかもしれませんね(笑)。 全ては闇の中です。 |
~皆様へご協力のお願い~
さてこれらの超人を持っていらっしゃるコレクターさん、いらしゃいませんか? 当「キン消しバカ一代」はそんなアナタの情報提供を切に願っております。
勿論画像のご提供等の情報のみでも大歓迎です! |
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